海辺のふかふか

読みたいものを書くブログ

大好きな本が読めないのは私のせいなんだろうか?

面白い本を読むと疲れるじゃないですか。だから本を読む時間に加えてその面白さから回復する時間が取れないからなかなか本が読めない。政府とかNHKとか本を読めって啓蒙をよくしているけど結局そこじゃないですか、時間がない。文化みたいなものには時間が必要なんです。

面白さから回復する時間が取れないから本が読めない、何してて時間が取れないって労働ですよ。これはもう陰謀じゃないですか、極端な話。労働者に本なんか読ませて、労働って何だとか社会の仕組みがおかしいんじゃないかとか考えられると厄介だから、生かさず殺さずギリギリの量の仕事と、その余暇で出来る娯楽を与えて*1、経済成長というシステムの奴隷を作り出す、そういう陰謀。それも無意識に奴隷化されているから、余暇が楽しめるだけ幸運とか、やりがいのある仕事ができないのは自分のせいとか思わされてしまう。

……陰謀とか奴隷とか、ワードが怖いな。怖い話だから仕方ないか。

*1:現状の余暇で楽しんでいるものも本気で好きです。それはそれとして本も読みたい。