海辺のふかふか

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忘年会の語源(嘘)

みなさん、忘年会やってますか?

私は行きません。

ところで「忘年会」って、よく考えたら変な言葉だと思いませんか?せっかく1年間頑張ったのに、忘れちゃうことないですよね。実は「忘年会」っていう言葉は、もともと年を忘れるって意味じゃなくて、年末の風物詩でもあるベートーヴェンの第九から来てるんです。

歓喜の歌」として知られる交響曲第9番4楽章に「überm Sternenzelt Muss ein lieber Vater wohnen」(星空の向こうに愛すべき父が住んでいるに違いない)という歌詞があります。最後の「wohnen」という単語はヴォーネンと発音するのですが、ここが大変印象的なフレーズであるため、ヴォーネンを歌う時期にやる会=ヴォーネン会に、年忘れの漢字を当てたのが忘年会の始まりだそうです。会の締めくくりには全員で第九を合唱するのが本式らしいですよ。まあ、全部嘘なんですけど。

 

ちなみに第九の歌詞は本当です。Sternenzeltっていう単語が星空みたいな意味なんですけど、澄んだ冬の夜空って感じがして好き。しっかり分かればもっと面白いんだろうなって期待も込みで、うっすらわかる外国語特有のときめきってある。

こういう嘘トリビア考えるの楽しい。トリビアの泉懐かしい。懐かしいといえば伊藤家の食卓が一夜限りの復活ってマジ?年末年始見るもの多すぎ問題。