海辺のふかふか

読みたいものを書くブログ

微熱を出した夜の寝言

うっすらと熱を出している。多分37℃くらい(というのも、計るたび上下する)。

何も出来ないほどではない。

何かが出来るほどではない。

とりあえず布団に入った。

あまり眠くもないので、読書をする。米澤穂信の『本と鍵の季節』。1話完結型の連作ミステリで、いわゆる日常の謎系。久しぶりに開いたら、話と話の間でさえないキリの悪いところに栞が挟まっていて驚いた。

ちらちらと前のページを見つつ、続きから読む。事件解決。意外と覚えていないところが多く、新鮮に楽しめた。忘れるのも悪くない。

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続き読もうかな。どうしようかな。

目を閉じると眼球がじんわり熱い。熱いのは眼球を包む粘膜の方だろうか。

指先が冷たい、鼻先も冷たい、首は熱い。鎖骨のあたりも熱い。足先は冷たい。身体って面白いな。

眠いかもしれない。最近は「眠らなくては」という義務感で布団に入るか、布団にも入れず意識を失うことが多かったから、久しぶりの安らかな感覚。ときどき微熱くらい出しておいた方がいいかもしれない……じゃなくて、熱出さなくてもちゃんと休めるようにしなくては、っと、また義務感が発症。

ふっくらすずめクラブの動画など聴きながら眠りにつく。

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